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【2024/10/19 13:43 】 |
第九地区

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監督 ニール・ブロムカンプ
製作総指揮 ケン・カミンズ
ビル・ブロック
製作 ピーター・ジャクソン
キャロリン・カニンガム
脚本 ニール・ブロムカンプ
テリー・タッチェル
出演者 シャルト・コプリー ほか
音楽 クリントン・ショーター
撮影 トレント・オパロッチ

 


名作がばんばんと続いたところで
ここで割と新しめな映画を一つ

2009年公開の「第9地区」という映画で、内容としては大量のエイリアンを乗せた宇宙船の母艦が
アフリカのヨハネスブルグに迷い込んで人間と土地の覇権をめぐって争いが起きる・・・
というまあどこかでよく聞いたことがある、ような内容だったのに、
演出方法というか物語の進め方がとてもおもしろくてついつい見入ってしまった。

 

 


まずこの演出講座が始まる前に西澤さんの本を読んでその中に、
映画の撮り方の基本としてカメラの存在をなるべく観客に認識させない、というのがあった。

しかしこの映画はまるで観客自身が現場に随行するカメラマンになったかのように撮られていて、
登場人物がカメラ目線になって話しかけてきたり、
画面にホームビデオのような数字が表示されたり、
また、とびちった血液や肉片がカメラのレンズに付着したりして、
カメラの存在がとてもよくわかるようになっていた。

ほぼ徹底的にドキュメンタリー的な手法でとられ、最先端のVFXと合わさってまるで現実世界の出来事であったかのように、ほんとうにエイリアンがそこにいるかのように、
僕を引き込んでくれました。

 


このようなドキュメンタリー的手法で撮られた映画はまだまだたくさんあるのだろうけど、
なにぶん映画の知識が浅く狭い僕にとっては、すごく新しくて楽しむことができる作品でありました。

まあただ一つ残念なことというか・・・
前半は上のようなドキュメンタリー的な撮り方を前面に押し出していてすごいおもしろいと思っていたのに、後半がロボットに乗ってドンパチするといういかにも趣味丸出しな展開になってしまい・・・
まあそういう意味では一つで二度楽しめるということで・・
よかったのかどうかはわからないけど・・・ 笑

 

なにしろ監督が長編映画を作るのが初めてらしいので、
まだまだ期待を大いに込めた意味で、次の作品も見てみたいとおもわせる一本でした。


                                                        長屋

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【2010/10/08 19:54 】 | '00~ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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