監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
製作総指揮 ミーノ・バルベラ
製作 フランコ・クリスタルディ
脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽 エンニオ・モリコーネ
アンドレア・モリコーネ
撮影 ブラスコ・ジュラート
編集 マリオ・モッラ
この映画は反則!
今までどんな泣ける映画や本を読んでもホロリともしなかった僕が
いやただ感受性が乏しいだけなのかもしれないけど 笑
ついホロリとしてしまった
まあ実際のところは会社で見てたので涙は見せまいとめちゃくちゃ
我慢してたので涙はこぼさなっかたけれど、家出みていたら
もうぐちゃぐちゃだったと思う
なんでこんなに心をつかまれたのか。
おそらく少年時代のトトと自分のおかれている環境や状況が割とシ
ンクロしていたからだと思う。
なによりもアルフレドが田舎にいるじいちゃんにしか見えなくなっ
てきて、
物語が明るく進む度に映画の最初に知らされたアルフレドの死が重
くのしかかり、どんどんと物語に引き込まれていったからだと思う
。
ただ見たことのある映画の絶対数がすくないのもあるのだけど、こ
こまで感情移入できた作品に出会ったのはおそらく初めてではなか
ったかと思う。
だとしてもおそらく、中学生や高校生の時に見ていたとしても、故
郷に帰って感傷に浸るトトにあれほどまで感情移入できなかったと
思うし、もっと年をとってから見たとしても---
まあそれはそれで別の感動があったかもしれないけど。
特にあの昔の恋人とイチャイチャするところとか。 正直あのあた
りで中盤の感動の熱が少しさめてしまった 笑
この作品を見て、映画というのは見る人によって受けとめ方が違う
のはもちろん、その人のおかれている環境や年齢などでも大きく受
け止め方が違ってくるんだなあと。
このニューシネマパラダイスを見て良かったこととしては、もしか
したら映画というのは人生のある時期に見ることによって、自分の
人間的成長を再確認できるものなのかもしれないんだなあ
と、映画の楽しさを一つ発見できたことでありました。
あと音楽がいい!
名画に名曲ありとはこのことなんだなあと思った。
長屋
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